廃水処理技術
主な処理技術
担体処理
主成分がエーテル系ポリウレタンなので、親水性、生物親和性が強く高濃度に有用微生物を固定できます。通常の活性汚泥法に比べ、2~5倍の高負荷運転ができるので、設置スペースのコンパクト化が可能です。また担体内部の多様な生物相による消化作用により、余剰汚泥の発生量の低減が可能です。さらに担体の油脂吸着作用により、微生物による油脂の分解除去も可能です。
膜処理
膜は微生物を利用して排水を浄化し、消化された処理水と浄化に利用した微生物を分離するフィルターです。孔の直径は0.4μm(1万分の4mm)と非常に細かく、排水中の病原菌などを高い精度で分離することができます。省スペース・省エネ・高度排水処理を同時に実現しています。
躯体構造
ボックスカルバート製
- コンクリート製なので、強度に優れています。
- 水深を深くとれるので設置スペースを小さくできます。
- 工場管理製品のため、品質が良好で一定しています。
- 比較的大規模の処理施設に適しています。
FRP製
- 内部設備を組み込んで出荷するので工期を短縮できます。
- 専門工場で製造しているので品質が良く一定しています。
- 比較的大規模の処理施設に適しています。
- φ2500mmの形状になります。