サステナブルな福利厚生「ボナース田んぼのオーナー制度」をテスト運用開始

2025年06月05日 陶磁器・ライフスタイル

この度企業の福利厚生向けサービスとして、リサイクル肥料「BONEARTH(R)(ボナース)」を活用した「田んぼのオーナー制度」のテスト運用を、2025年度より関係会社を対象に開始いたしました。この制度は、自社の食器から生まれたリサイクル肥料BONEARTH®を用いた取り組みであり、当社が目指すサーキュラーエコノミーの実現に向けた施策のひとつです。

「田んぼのオーナー制度」は、社員は田植えや稲刈りなどの農作業体験にも参加でき、地域の自然や人とふれあいながら、農業の現場を身近に感じることができます。

収穫されたお米は、福利厚生として社員やその家族に配布できるほか、会社ロゴ入りのオリジナルパッケージでノベルティや記念品としても活用可能です。社内イベントやPRツールとしても活用でき、企業のサステナビリティ推進やエンゲージメントの向上に寄与します。

こうした取り組みは、企業の価値向上だけでなく、農業の持続可能性にもつながっていくと考えます。

近年、コメの消費減少や作り手の高齢化に加え、天候不順や担い手不足によって収穫量が不安定となり、2024年には一部地域でコメ不足が報じられるなど、農業を取り巻く課題が顕在化しています。企業が地域の田んぼの“オーナー”となって米づくりを支援する本制度は、収穫量にかかわらず一定額を支払う仕組みのため、単なる「購入」ではなく、安定的な農家支援としても意義のある取り組みです。

本年度は、制度設計や運用フローの検証を目的とし、ニッコーの関係会社である三谷産業株式会社にてテスト導入。得られた知見をもとに、2026年度からは社外企業向けの本格展開を予定しています。

詳しくはこちら

BONEARTH®︎とは