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ディスポーザー 後悔

ディスポーザーを設置してから後悔したくない!知っておきたいメリットやデメリットを紹介

ディスポーザーは、生ごみを投入するだけで簡単に処理できるため、人気の設備です。しかし、繊維質の多い生ごみは処理がしにくかったり、1度に処理できる生ごみの量が決まっていたりとデメリットも存在します。そのような特徴を知らずに設置してしまうと、後悔してしまうこともあるでしょう。

本記事では、ディスポーザーのデメリットや注意点などを紹介します。設置してから後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

ディスポーザーを設置してから後悔しやすい3つのデメリット

ディスポーザー 後悔

ディスポーザーは家事の手助けをする便利な設備ですが、設置を検討する際には意外と見落としがちなデメリットも存在します。設置してから、実際に使用したタイミングで後悔しないためにも、事前にデメリットについても理解しておきましょう。ここでは、設置してから使用する中で、後悔しやすい3つのデメリットを紹介します。

1. 設置費用や維持費がかかる

ディスポーザーは、設置費用だけでなく設備を維持するための費用もかかります。定期的なメンテナンスや、消耗部品の交換、故障した際の修理費用が主にかかる維持費です。

ディスポーザーには、回転刃や水漏れ防止のパッキンといった消耗部品があります。使用状況にもよりますが3~5年程度で交換の目安となるので、交換のタイミングで費用が発生します。また、異物の混入が原因の噛み込みや、水漏れが発生することもあり、そういった場合には修理費用がかかります。
さらに、本体の耐用年数は7年程度ですので、長年使用する場合は本体の交換費用も発生します。

2. 使用中に動作音が鳴る

ディスポーザーは、刃を回転させて生ごみを破砕するため、破砕中に音が鳴ります。メーカーや機種によって音の大きさが違いますが、1分程度の動作音が鳴るため早朝や深夜の使用は気を遣う場面があるかもしれません。

3. 電気代・水道代がかかる

ディスポーザーを使用する際は電気だけでなく水道も使用します。生ごみをスムーズに破砕するために、破砕中は水栓を全開状態にして水を流し続ける必要があります。破砕が完了するまで1分程度かかるため、1回あたり8リットル程度の水を使用します。

とはいえ、大幅に利用料金が上がることはありません。例えば集合住宅でディスポーザーを1日3回使用する場合、電気代で月5円程度、水道代で月120円程度となります。(当社CIALACを使用の場合で、定格消費電力130W、電気料金26円/kw、水道料金163円/㎥として個人宅にかかる費用のみ算出)

ディスポーザーを設置する4つのメリット

ディスポーザー 後悔

ディスポーザーはデメリットもありますが、設置することによるメリットの方が大きいといえるでしょう。生ごみを簡単に処理できるだけでなく副次的なメリットも多くあります。ここでは、ディスポーザーを設置する4つのメリットを紹介します。

1. 生ごみによる臭いが無くなる

ディスポーザーを使用すると、生ごみによる臭いの問題を解決できます。調理中に発生した生ごみをその場で破砕して排水することができるため、生ごみの臭いが残りません。

特に夏場は、生ごみをシンクに放置したり、ゴミ袋に入れて収集日まで保管していたりすると腐った臭いが充満することがあります。ディスポーザーを使用することで、そういった生ごみの臭いについての問題を解決できます。

2. コバエ等の害虫が発生しにくい

ディスポーザーを使用してこまめに生ごみを処理していると、コバエ等の害虫が発生しにくい環境を作れます。そういった害虫は、生ごみが腐敗した臭いに寄ってくるため、生ごみをその都度処理して臭いの発生を抑えることで、害虫を寄せ付けません。

生ごみを袋に入れて完璧に処理したとしても、隙間から漏れた臭いなどが害虫を寄せ付けるため、完全に害虫の発生を防ぐことは難しいと言えます。ディスポーザーを使い、常に清潔な状態を保つことで、コバエ等の害虫の発生を抑制できます。

3. 生ゴミの量が減る

ディスポーザーにより生ごみを粉砕して水で流せるため、生ごみの量を減らせます。とはいえ、生ごみすべてを処理できるわけではなく、カニのからなど固いものは処理できないほか、トウモロコシの芯や卵の殻なども処理がしにくく、メーカーによっては投入を禁止している場合もあります。
生ごみを完全になくすことは出来ませんが、量を減らせるため、ゴミ処理の負担が軽くなります。

4. シンクの掃除がしやすい

ディスポーザーを導入すると、基本的に三角コーナーが不要になります。三角コーナーや、その下部は汚れが溜まりやすく、臭いや害虫発生の原因にもなります。

三角コーナーをシンクから排除することで、食器を洗い終わった後、シンクを丸ごと洗うことができるため、常に清潔な状態を維持できます。

ディスポーザーの設置を後悔しないために知っておくべき3つの注意点

ディスポーザー CIALAC

ディスポーザーは便利な設備ですが、特徴をよく理解した上で使用する必要があります。「生ごみを簡単に処理できる設備」という漠然とした知識で設置すると、後悔してしまうかもしれません。ディスポーザーができること、できないことを事前に理解して、設置してから後悔しないようにしましょう。

1. 処理できない物・処理しにくい物がある

ディスポーザーはすべての生ごみを処理できるわけではありません。処理できない物や処理しにくい物もあります。

例えば、カニの殻のような固いものや大量の油は故障などの原因となるため投入できません。また、トウモロコシの芯や枝豆のからのような繊維質の強い物や、卵の殻、カレーのルーなどは処理しにくい生ごみとなります。

細かな内容はメーカーや機種によって異なりますので、取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせをしましょう。

2. 一度に大量の生ごみを処理できない

ディスポーザーは1回で処理できる量が決まっており、メーカーや機種によって異なりますがおおよそ1回当たりの処理容量が400g程度となります。
詰め込みすぎると、生ごみの粉砕能力が落ちるだけでなく、モーターに負荷が掛かって故障の原因となります。

処理量に制限があるため、大量の生ごみが発生した場合はこまめに分けて投入しなければなりません。また、処理しにくいものは少量ずつ投入する必要もあります。

3. 防カビ剤などが使えない

ディスポーザーを掃除する際、防カビ剤や強アルカリ・強酸性の洗浄剤を原液で流せません。本体を傷める可能性があり、故障や水漏れの原因となります。

もし汚れが気になる場合は、氷を入れて粉砕するか、中性洗剤で洗うという方法もあります。清掃方法については、メーカーや機種によって異なりますので事前に調べておきましょう。

ディスポーザー設置前に気になること

ディスポーザー はてな

ディスポーザー設置を検討する中で、色々と気になることがあるかと思います。設置してから後悔することが無いように、事前に気になりそうなポイントをピックアップしました。是非参考にしてみてください。

ディスポーザーは故障が多い?

ディスポーザーは、他の家電製品と同じく故障する可能性があります。しかし、取扱説明書に記載されている事項を守って正しく使用することで、故障を防げます。異物混入による噛み込みが起こらないように、スプーンや食器類、ラップなどのゴミを誤って投入しないように注意しましょう。

また、機種によって異なりますが、処理できない固い生ごみの投入は避け、処理しにくい生ごみは1回の投入量を抑える必要があります。
正しい使用方法を守ることで、消耗品の劣化や機器の寿命を除き、故障や不具合を防ぐことが可能です。

ディスポーザーは危険?

ディスポーザーは、本体内部に搭載された刃により生ごみを粉砕しますが、基本的に蓋を閉じた状態でないと運転することはありません。万が一、作動中に蓋を開けてしまっても、ブレーキが働いて回転を停止する機能がついている機種であればより安心です。
ただし、運転していない場合でも小さいお子様などが手を入れないように注意しましょう。

また、お手入れの際は万一の事故に備え、必ず本体のスイッチを切り、厚手の手袋を装着するようにしてください。製品ごとに注意事項が異なりますので、使用する製品の取扱説明書に記載の事項をよく読んでから使うようにしましょう。

熱湯は流せない?

配管やディスポーザーは耐熱温度が決められており、ディスポーザー設置の有無に関わらず、基本的にシンクに熱湯を流すことはできません。熱湯を流すと、ディスポーザー自体が故障する原因となるだけでなく、配管が変形し、水漏れの原因となりますので絶対に流さないようにしましょう。

パスタを茹でた熱湯などをシンクに流す場合は、水と混ぜて温度を十分に下げてから排水する必要があります。

ディスポーザーはどういった手入れが必要?

ディスポーザーのお手入れについては、台所用洗剤にてスポンジ等で洗うようにしましょう。また、破砕部の汚れがひどかったり、配管のつまりが気になる場合は、氷を入れて運転後にため水を一気に流して洗うという方法もあります。汚れが気になる場合に限らず、配管洗浄のために定期的にため水を流すようにしましょう。

注意点として、お手入れの際は万一の事故に備え、本体のスイッチを切った上で、厚手の手袋を装着して掃除をする必要があります。

以下の動画では、ディスポーザーのお手入れ方法をわかりやすく動画で解説しています。

設置してから後悔しないようにディスポーザーの特徴を理解して導入を検討しましょう

ディスポーザーは便利な設備ですが、処理しにくいものがあったり、異物混入による噛み込みが発生したりと、設置してから気付くことも多くあります。メリットだけでなくデメリットについても事前に知っておくだけで、設置してから後悔することを防ぐことができるでしょう。

ディスポーザーは、生ごみの処理を楽にするだけでなく様々なメリットがあるので、本記事で紹介した内容を参考にしていただき、不安事項を解消した上で設置することをおすすめします。

CIALACは、デメリットをなるべく排除し、使いやすさを重視したディスポーザーです。噛み込みリスクを低減したチェーンミル方式の採用や、オートクリーニング機能を備えており、ストレス無く使用できます。

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CIALAC /ディスポーザー by NIKKO

1908 年創業のニッコー株式会社は、陶磁器事業で培った美意識と品質へのこだわりを受け継ぎながら、様々な事業を展開してきました。水処理技術を磨き続けて 50 年。1998 年の販売開始後、多くのマンションなどの集合住宅にディスポーザー排水処理システムを納入。全国に 100 万台以上設置されているニッコーの浄化槽は、今も人と自然が共存する社会を支えています。ディスポーザーと排水処理槽の開発・製造・施工・メンテナンスまでをトータルでサポートいたします。

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