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三種の神器,洗濯機

新三種の神器とは!時代とともに変化する便利家電と求められる理由を紹介

新三種の神器とは「ドラム式洗濯機・食洗機・ロボット掃除機」の便利家電を指します。家事負担を減らすものとして欠かせない存在となっており、忙しい現代人の強い味方として生活を豊かにしています。

新三種の神器に至るまで、技術の進化と生活スタイルの変化によって、三種の神器は時代とともに変化してきました。より快適で効率的な生活を実現するために、時代に合わせた家電製品が求められつづけています。

この記事では、時代ごとにどのような家電が求められてきたのか、背景とともに解説します。便利な家電を選ぶポイントも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

「三種の神器」とは高度経済成長期から現代版・令和まで時代とともに変化する便利家電

三種の神器 テレビ

「三種の神器」とは昭和中期の高度経済成長期から現代の令和まで、時代とともに変化してきた便利な家電製品のことをいいます。新しい生活スタイルを表すマスコミ主導のキャッチコピーです。

昭和中期である1950年代後半は「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が、三種の神器とされてきました。現代ではITツールの活用やAI搭載の家電が加わり、新たな三種が形成されつつあります。

幅広い世代において、三種の神器は人々の生活に欠かせない存在となり、今後も進化しつづけることでしょう。

2000年前半|キッチン三種の神器「食器洗い乾燥機・IHクッキングヒーター・ディスポーザー」

キッチン,水回り

2004年に松下電器工業(現在のパナソニック)の製品発表会で「食器洗い乾燥機・IHクッキングヒーター・ディスポーザー」が「キッチン三種の神器」と提唱されました。その背景とともに、この3つが注目された理由を解説します。

2000年頃から女性の働く時間が増えた

1991年にバブルが崩壊すると、経済の停滞からリストラによる解雇が発生しました。派遣社員やアルバイトとして働かざるを得なくなり、夫だけの収入での生活が厳しくなります。共働き世帯が増え、女性の社会進出が本格的に始まりました。

女性の働く時間が増えたことで、2000年以降は時短を意識した家電が好まれるようになりました。それが「食器洗い乾燥機・IHクッキングヒーター・ディスポーザー」が選ばれた理由のひとつであると考えられます。

食器洗いは手間のかかる作業であり、働く女性の負担を大きくするものです。食洗機を使うことで時間と労力が節約できるため、便利な家電を購入する世帯が増え、注目を集めていきました。

キッチン周りの負担を減らせるディスポーザーが注目された

ディスポーザーとは、キッチンシンクの排水口部分に設置する生ゴミ処理機のことです。生ゴミを砕いて適切に処理した後に下水に排水するため、ゴミの量が減らせて環境への負荷を軽減できます。

1996年に登場した「ディスポーザー排水処理システム」が注目されるきっかけとなったのは、建築基準法に基づく大臣認可を受けたことです。認可を受けたことによって「ディスポーザー付き分譲マンション」が都心部を中心に多く採用され始めました。

その結果、生ゴミが減り、以下の問題点が改善されています。

  • ゴミの量が減り、作業員の負担が軽減
  • カラスや悪臭などゴミ収集場の環境が改善
  • 生ゴミが減ると効率よく焼却できる

生ゴミによる問題点が改善されたうえ、利便性も高いことも踏まえて、ディスポーザーが
「三種の神器」のひとつに選ばれました。

2020年|令和の三種の神器「4K/8Kテレビ・IoT冷蔵庫・ロボット掃除機」

ロボット掃除機,三種の神器

2020年は新型コロナウイルスが蔓延し、テレワークの普及や学校が休校になるなど在宅時間が増えました。その結果、ライフスタイルが大きく変化した年です。2000年前半とは異な り、時短を目的とした家電ではなく、違う趣旨の家電製品が選ばれます。

新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えた

新型コロナウイルスの蔓延により、感染リスクを軽減するために自粛要請で行動制限がかかります。多くの企業や学校でリモートワークが導入されたことで、自宅で過ごす時間が増えました。

在宅時間を工夫して楽しんだり、リモートワーク中の時間を効率よく使ったりするために「4K/8Kテレビ・冷蔵庫・ロボット掃除機」を購入する家庭が多くなりました。自宅にいながら高画質でスポーツ観戦や映画鑑賞を楽しむためになど、時短とは違った家電が選ばれるようになります。

在宅時間が増えたことで「巣ごもり需要」「テレワーク需要」が明らかになり、選ばれる家電も変化しました。

家電の高機能化が進み留守中を効率よく使う

家電の高機能化が進んだ背景とテレワーク需要が重なり、留守中の時間を効率よく活用する人が増えました。仕事中や買い出しで留守にしている間の時間を有効的に使うべく、ロボット掃除機が選ばれます。

家電製品だけでなく、自動で鍵を閉める後付けタイプのスマートロックが話題になったりと、時短とは異なる家電がピックアップされた年です。

留守中に家事を自動化したり、セキュリティを強化したりするための便利家電を選ぶ人が増えました。

2023年新三種の神器「ドラム式洗濯機・食洗機・ロボット掃除機」

ロボット掃除機,IoT

2023年に入ると行動制限が解除され、コロナウイルスが蔓延する以前の生活様式に戻りつつあります。しかし、コロナ以前の生活状態に戻ったわけではありません。

「オンライン化、デジタル化」が浸透した生活様式に変化し、人々はより効率を求めるようになりました。新型コロナウイルスにより半ば強制的にテレワークが導入されたことで、デジタル化が進み、生産性が向上した生活が定着します。

スマートフォンと連動できる家電を選んだり、帰宅時間に合わせて洗濯が終わるよう遠隔操作したり、外出中でも掃除できるようロボット掃除機をかけたりと、IoT家電が注目されました。

企業側もビジネスチャンスと考え、遠隔操作や遠隔監視ができるITツールの活用は今後ますます進んでいくでしょう。

三種の神器は時代ごとになぜ変わる?便利家電が求められる理由とは

生ごみ

三種の神器が発表された高度経済成長期以降、電化製品に関する技術進歩により生活が豊かになりました。

昭和から平成、令和にかけて、政治体制や少子化などの社会的背景の目まぐるしい変化によって、年代ごとで家電に求める内容は異なります。

経済的安定を夫婦で目指す時代になった

現代ではパートナーと共同で家計管理をおこない、共有の目標に向かって努力する世帯が増えました。バブル経済を知らない世代は、年配の方よりも保守的な考え方を持っているとも言われます。

お金に対する価値観もシビアのため、1人で稼ぐより2人で稼いだほうがリスクヘッジになると考える人も増えています。共働き世帯は7割を超え、高価な製品でも家電を導入し夫婦で家事分担できるよう体制を整える世帯が定着しました。

性別による家事分担は減ったものの、いまだに女性が家事をおこなうことが多いといった現状も。そうした家事負担を解消するために、家電を購入する世帯が増えています。家計負担は夫婦で話し合ったうえで、便利家電を求めるようになりました。

世界の異常気象や自然災害が増加している

世界の異常気象や自然災害が増加しています。地球温暖化による海面の上昇から熱波や大 雨、洪水など多くの人を奪う危険性があるため、世界で取り組むべき問題です。日本各地のみならず世界各国の異常気象がSNSなどで拡散され、他人事ではないと考える人々が増えています。

こうした異常気象や自然災害を引き起こす環境問題を意識する人も増えており、節水や節電に関する性能が家電を選ぶ基準のひとつにもなっています。たとえば以下の通りです。

  • 自動省エネ機能がついた冷蔵庫
  • 洗濯状況に合わせて自動で運転するドラム式洗濯機
  • 生ゴミを減らすディスポーザー

近年の洗濯機は、洗濯物の量や汚れに応じて最適な洗い方、洗剤の量を自動で判断してくれます。洗浄時に使われる水や洗剤を無駄にせず、自動でエコ運転をおこなってくれるため高価でも購入する世帯が多いです。

また、生ゴミを水道水と一緒に流すことができるディスポーザーの利用も再び注目を集めています。日本の家庭ゴミの大半である「生ゴミ」の8割は水分でできており、焼却処理の際には多くのCO2が発生しています。ディスポーザーを使えば、料理中や食後の片付けで溜まってしまった生ゴミをスッキリ流せます。重たい生ゴミがなくなることで、ゴミ出しも楽になるうえ、嫌な臭いや害虫も寄せ付けません。

三種の神器を選ぶ3つのポイント

キッチン,水回り

便利な家電を選ぶ際は予算やニーズに応じて、適切な価格と機能を選ぶことが重要です。本章では3つのポイントに分けて紹介

1.生活スタイルに合わせる

便利家電に頼ることで家事の時間が短くでき、自分の時間が増やせて日々の生活を快適にします。以下3つの点を参考にしてみてください。

  • 予算の考慮
  • 必要性の確認
  • 家電を設置するスペースとサイズ

家電は価格帯が幅広く、必要な機能や品質を兼ね備えているか、コストパフォーマンスはどうなのかを事前に確認しましょう。

生活スタイルや日常の活動に合わせてどのような機能が必要か、ニーズは合致するのかを考えることも重要です。住居形態によって選んだ家電を設置することが難しかったり、使用環境には合わなかったりもします。ポイントを押さえながら、より便利で快適な生活を送りましょう。

2.負担の大きい家事を洗い出す

毎日こなす家事を負担の大きい順に洗い出し、家電を導入して解決できるものはないか整理してみるのもおすすめです。負担に感じる家事は人によって異なりますが、一般的な例をご紹介します。

  • 料理:買い出し、下準備、調理、ゴミ処理、キッチン内清掃
  • 洗濯:洗濯物の分別、洗濯機の操作、洗濯物を干す
  • 掃除:家全体の掃除、キッチンやトイレ、浴室の掃除

一口に「家事」といっても細かく分解していくと、時間と労力を要する作業が多いです。家族構成や生活環境によって負担の度合いは変わるため、自身のニーズに合わせて家事を洗い出してみると、家電で解決できるものはないか選ぶ際のポイントにつながります。

3.便利家電を取り入れることで家事がラクになるものを選ぶ

便利家電を取り入れることで、負担の大きい家事に対してストレスを減らす助けとなる場合があります。次のような利点が期待できるでしょう。

  • 時間と労力の節約:便利家電を取り入れることで作業を効率化してくれる
  • 生活の品質向上:便利家電の性能によっては調理の精度が向上する
  • 快適な環境:家電の種類によっては生活の快適さを向上させる

例えば、ドラム式洗濯機や食洗機を利用することで、洗濯時間や食器洗いの時間を大幅に短縮できます。生ゴミ処理が負担の場合、ディスポーザーを利用すると、排水溝に溜まった食べ物の残りを手作業で処理する手間を省くことが可能です。

予算や生活スタイルに合っているかを考慮しつつ、適切な活用を心がけることが重要です。

新三種の神器を導入して家事ストレスを軽減する

家電製品の「三種の神器」は便利な家電を指し、時代ごとに重要な役割を果たしてきまし た。現代では快適さや効率性がより求められ、個々の家庭ニーズや生活スタイルに合わせた選択が必要です。

負担となっている家事は「衣食住」に関わるものが多く、中でもゴミ処理と臭いの発生は各家庭でストレスの根源になっています。日々の家事ストレスを軽減するために、ディスポーザー設置を検討してみてはいかがでしょうか。

NIKKOでは、ディスポーザーに関するご相談は随時受け付けているため、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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【参照サイト】住宅用ディスポーザ導入による経済性評価
【参照サイト】滑川市:生ごみの減量化に取り組みましょう

CIALAC /ディスポーザー by NIKKO

1908 年創業のニッコー株式会社は、陶磁器事業で培った美意識と品質へのこだわりを受け継ぎながら、様々な事業を展開してきました。水処理技術を磨き続けて 50 年。1998 年の販売開始後、多くのマンションなどの集合住宅にディスポーザー排水処理システムを納入。全国に 100 万台以上設置されているニッコーの浄化槽は、今も人と自然が共存する社会を支えています。ディスポーザーと排水処理槽の開発・製造・施工・メンテナンスまでをトータルでサポートいたします。

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