生ごみを水道水と一緒…

浮かせる収納に合うキッチン用品6選|メリットや効果的に行うコツも紹介
キッチンに物があふれ、上手な収納方法がないか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。物が多いと作業効率がよくないため、食事の準備をする際にストレスを感じることもあるでしょう。
この記事では、キッチンの浮かせる収納について解説します。浮かせる収納とは、フックやホルダーを使って物をつり下げ、宙に浮かせてしまう方法です。キッチン奥の壁や空間を有効的に使えるうえに、掃除もしやすくなります。キッチンに物があふれ、収納にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
浮かせる収納に向いているキッチン用品6選

使用頻度が高いキッチン用品は、戸棚の奥にしまい込まず、すぐに取り出せる場所に置いておくと使い勝手が良くなります。そのため、手の届く範囲に浮かせて収納すると便利です。こちらでは、つり下げたりホルダーを使ったりするなど、浮かせる収納に向いているキッチン用品を6つ紹介します。
1.キッチンペーパー
調理中の使用頻度が高いため、キッチンペーパーは浮かせる収納に向いています。ペーパーホルダーをマグネットで冷蔵庫につけたり、戸棚に引っ掛けたりして浮かせます。ホルダーによっては、縦でも使用できるものもあり便利です。
また、キッチンの引き出しに突っ張り棒を設置して浮かせる方法もあります。調理中にぬれた手で触ることがあるため、キッチンペーパーはすぐに手の届く場所に浮かせて収納することがおすすめです。
2.ゴミ袋・三角コーナー
キッチン回りの棚にS字フックでトートバックを引っ掛けてゴミ袋を入れたり、シンク下の扉の裏や深さがある引き出しの中に、突っ張り棒やホルダーを設置して、ゴミ袋をかけるとすっきり収納できます。
ゴミ袋だけでなくゴミ箱をキッチン作業台の扉に引っかけて浮かせると、掃除が楽になります。また、衛生面の観点から三角コーナーはシンク内に置くよりも、浮かせたり、ポリ袋で代用してすぐに捨てたりすることがおすすめです。
たとえば、ポリ袋を設置できるホルダーを三角コーナーの代わりとし、吸盤でシンク内に取り付けて浮かせるのが方法のひとつです。
浮かせることで三角コーナーの下が不衛生になることを防げるほか、その都度、ポリ袋を処分すれば、臭いや雑菌が気になりにくいでしょう。
3.まな板
まな板を浮かせると、衛生状態を保ちやすくなります。シンク奥にまな板スタンドを設置し、立てて収納すると清潔な状態を維持できます。
ただし、蛇口の後ろのような水がかかる場所にまな板を置かないようにしましょう。
蛇口をひねる際に手があたる場合があり、使い勝手が良くない上に、まな板に水がかかり、衛生的とは言えません。浮かせて収納すればシンク奥のスペースを有効活用でき、まな板に水滴がつきにくく衛生的です。
4.お玉
シンク奥の壁に吸盤タイプやマグネット式のフックを取り付け、お玉をつり下げます。つり下げやすいキッチンツールには、お玉以外にレードル、フライ返し、菜箸、しゃもじなどがあります。
そのなかでも、使用頻度が高いものだけを浮かせることをおすすめします。限られた空間の中にあまり使わないキッチンツールをたくさん並べても、使い勝手が悪くなる場合があるため、注意しましょう。
また、使わない期間が長くなるとほこりをかぶる可能性もあるため、衛生面から考えても、使用頻度が低いものは戸棚や引き出しの中に収納するほうが無難です。
5.スポンジ
シンク内に吸盤やマグネットのホルダーを設置してスポンジを浮かせると、衛生的です。蛇口にフックを引っ掛けて浮かせる方法もあります。シンク内に直置きしないため、水が切れやすく、乾きやすくなります。雑菌の予防にもなるため、スポンジを浮かせて収納することは、おすすめです。
6.ラップ
マグネットタイプのホルダーを壁や冷蔵庫につけて、ラップを浮かせて収納すると、調理中にすぐ使えるため便利です。ただし、冷蔵庫の前面につけると、生活感が出るケースがあるため、気になる方もいるかもしれません。その場合は、冷蔵庫の横につけるのが良いでしょう。
浮かせる収納のメリット

浮かせる収納には作業効率を上げたり、スペースを有効に使えたりするメリットがあります。こちらでは、浮かせる収納のメリットについて解説します。
掃除がしやすくなる
物を浮かせると、持ち上げる必要がなく、掃除がしやすくなります。掃除するたびに物を別の場所に移動させて元通りにする手間が減り、時間短縮にもつながります。床や棚の上などに物を置くことが減るため、汚れ具合を把握しやすくなるでしょう。手間がかからないことで掃除の頻度を維持しやすい上に、風通りが良くなるため、汚れがたまりにくくなるメリットもあります。
衛生状態を保ちやすくなる
水に直接触れる機会を減らし、カビや雑菌が発生するのを予防することも浮かせる収納のメリットです。使用したスポンジをシンク内に置いていると、水分が残り雑菌が発生しやすい状態となります。
また、三角コーナーをシンク内に直置きすると、ヌメリが発生することもあるでしょう。スポンジや三角コーナーを浮かせる収納にすると、乾きやすくなるため、雑菌やヌメリの防止となり衛生状態を保ちやすくなります。
空間を有効的に使える
浮かせる収納をすると、デッドスペースも有効活用できます。キッチンの壁面や冷蔵庫の側面、わずかな隙間など、本来は物を置けないような空中のスペースも、浮かせることで収納として利用が可能です。たとえば、お玉やフライ返しなどのキッチンツールは引き出しにしまうと場所を取りますが、壁面につるせば省スペースになります。
物の出し入れが簡単になる
物の出し入れをしやすくするためには、使う場所の近くに収納するのが鉄則です。浮かせる収納をすれば、手の届く場所に調理グッズを配置でき、取り出しやすくなります。さらに壁面や冷蔵庫の側面などにつるすと、収納の扉を開くという1アクションも必要なく、出し入れが可能です。
たとえば、キッチンペーパーやラップをシンク回りに浮かせて収納しておくと、調理中にすぐに使用でき、便利です。
また、頻繁に使うツールを立ったまま出し入れできる高さに配置すれば、かがむことが少なくなり、身体の負担も減るでしょう。
床に物があふれにくくなる
浮かせる収納を行うと、床に物を置くことが減るため、自宅がこれまでより快適になります。何気なく床に物を置く癖がついてしまうと、床に物が増えても気に留めないようになり、次々と物が増えていってしまうものです。
反対に、浮かせる収納が習慣化すると、床に物を置く前にどこにしまうべきか考えるようになります。結果的に、床に物があふれにくい環境となるでしょう。
浮かせる収納の注意点

浮かせる収納には掃除がしやすくなったり、空間を有効に使えたりするメリットがあります。ただし、気をつけるべき点を知らずに始めてしまうと、思ったように片付かない場合もあるでしょう。こちらでは、浮かせる収納の注意点について解説します。
耐荷重を確認する
浮かせる収納に使うフックやホルダーには耐荷重があるため、使用する前に確認することが大切です。耐荷重とは、どれくらいの重さに耐えられるかといった指標です。1kg、3kgなどさまざまな耐荷重のフックがあるので、収納する物に合わせて選びましょう。
特に、まな板のように大きなツールでは1kg以上ある物も存在するため、フックなどの耐荷重とともにツールの重量の確認が欠かせません。また、手を伸ばして取るような高い場所に浮かせる収納をする際は、重い調理グッズを置かないことも大切です。
浮かせる収納量と空きスペースのバランスを考慮する
浮かせる収納が便利であっても、あらゆる物を浮かせて収納すると、空間にゆとりが無くなり使い勝手が悪くなります。スペースに対して収納する物が多すぎると、必要な物を取り出しにくくなるため、効率が悪くなるのです。たとえるなら、クローゼットに隙間なく服を詰め込んでかけると、取り出しにくい状態と似ています。
普段から良く使う物に絞って浮かせる収納をすると、出し入れしやすく使い勝手が良くなります。
浮かせる収納を上手に行う3つのコツ

使いやすいキッチンにしたいと感じていても、浮かせる収納を上手に取り入れる方法を知らない方もいるのではないでしょうか。こちらでは、効果的に浮かせる収納を行うコツについて解説します。
1.使わない物を整理する
浮かせて収納する前に、まずは使用しない物を整理すると、上手に収納できます。キッチンツールが使いやすいようにと考えて、棚にしまわず出しっ放しにするため、浮かせて収納することはあるでしょう。しかし、浮かせる物の数が多くなると、取り出しにくくなり、かえって使いにくくなる場合もあります。
ご自身の利用状況に応じて物を整理すれば、日常的に使用する物だけを浮かせる収納にできるため、使い勝手が良くなります。
2.動線を考えて物を配置する
動線を考えてキッチン用品を配置すると、上手に収納できます。動線とは、人が移動するときの軌跡のことです。一緒に使うことが多いキッチン用品を近くに置くと、行ったり来たりすることを繰り返すのが減るため、効率的に料理できます。
たとえば、野菜を洗う際はザルとボウルを使います。ザルをシンク下の棚にしまい、ボウルをつり戸棚に収納していたら、かがんだり背伸びしたりして料理するたびに手間がかかるでしょう。動線を考えて配置することで料理や片付けの手間を減らせます。
3.浮かせる収納に合うものをしまう
浮かせる収納に合うものは、使用頻度が高いキッチン用品やつるすのに向いている軽い物です。たとえば、キッチンペーパーやラップは日常的に使用することが多いため、棚にしまうよりも手の届く場所に置く収納が向いています。
しかし、鍋のような比較的重い物は浮かせる収納には不向きで、棚にしまうのが良いでしょう。ご自身が日頃使うことが多く、つるすことに向いているものを浮かせて収納することが大切です。
浮かせる収納を上手に取り入れて快適に暮らそう
浮かせる収納を取り入れると、スペースを有効的に使えたり、掃除が簡単になったりするメリットがあります。たとえば、シンクにポリ袋を浮かせて取り付け、三角コーナーの代わりにすると、衛生的なうえに、すぐにゴミを捨てられます。
しかし、浮かせるのではなく、シンクに三角コーナーやポリ袋を置かないことも選択肢のひとつです。生ごみを処理できるディスポーザーを設置すると、三角コーナーを置く必要がないため、スペースを広く使えて作業効率も上がります。
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