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ディスポーザー

ディスポーザーの選び方。種類や特徴から、自分に最適な機種を見つけるには?

生ごみを水道水と一緒に流すことで処理ができる、ディスポーザー。いつでも清潔なキッチンを保つことができるため、マンションなどの集合住宅を中心に、近年多くのキッチンに設置されるようになりました。

しかし、掃除機や炊飯器などの家電と比べ、それぞれの機種の違いや自分に合った機能がわかりにくい、と感じている人もいるのではないでしょうか?現在ディスポーザーの交換を検討している方に向け、ディスポーザー選びのポイントをご紹介します。
【関連記事】マンションのディスポーザー、交換時期を見極めるポイントとは?

ディスポーザーのタイプと特徴から選ぶ

ディスポーザー CIALAC

ディスポーザーは、調理中や片付けで出る生ごみを細かく粉砕し、水道水と一緒に流す機械です。キッチンシンクの下に取り付けて使います。なお、ほとんどの地域ではこの排水を直接下水道に流すことはできません。敷地内に設置する排水処理槽で処理をしてから下水道に流す仕組みです。

ひとことにディスポーザーと言っても、現在さまざまなタイプが販売されています。ここからは、ディスポーザーのタイプの違いを解説していきます。

破砕方式

粉砕方式とは、投入した生ごみを砕く方法のことで、処理能力や振動音の大きさなどに違いがあります。主に、以下の3つに分類されています。

  • ハンマーミル方式:遠心力を利用した2つのハンマーで比較的硬いものでも砕けますが、振動音は大きい傾向があります。効率的にどんどん処理をしたい人に向いている方式です。
  • チェーンミル方式:多関節の鎖状の刃で破砕する仕組み。音が静かで振動も少なく、万が一異物が混入しても、刃とのあいだに挟まりにくい構造で故障を防げます。噛み込みトラブルなどで手を煩わせたくない人におすすめです。
  • ブレード破砕方式:ブレード破砕方式は、投入口を取り出して丸洗いできる構造のため、自分でしっかりと掃除をしたい人に向いています。音や振動も少ないのが特徴です。

最も多くのメーカーが採用している粉砕方式はハンマーミル方式です。チェーンミル方式は、かつてはPanasonic(パナソニック)社の機種に採用されていましたが、2020年に製造が中止され、現在はパナソニック社のディスポーザー特許を公式に取得して製造しているニッコー社製のディスポーザー・CIALACにのみ搭載されています。また、CIALACは騒音や振動を抑えるために、シンクと本体の接続部や排水トラップに緩衝ゴムが付いているのも特徴です。

クリーニング機能

ディスポーザー本体を長く快適に使うために、日頃のお手入れが重要です。機械内部の汚れを自動で掃除するオートクリーニング機能が付いている機種は、臭いやぬめりの原因の一つである汚れを、楽に取り除くことができます。
一方で、上記で紹介したブレード破砕方式のディスポーザーでは、オートクリーニング機能が付いていないかわりに、投入口を取り出して丸洗いができる構造になっているので、汚れを確認しながら自分の手でしっかりと掃除をすることができます。

業者選びでの注意点

交換の際には、機種を選ぶだけでなく「どの会社に取り替えてもらうか?」「どこに問い合わせるか?」も検討する必要があります。ここでは、問い合わせ先を選ぶポイントをご紹介します。

まずはメーカーに問い合わせを

工事業者や住宅設備業者、水まわり修理業者などさまざまな会社があるなかで、まずはディスポーザー本体を製造しているメーカーに問い合わせるのが基本的な選択です。ディスポーザー本体には、メーカー名や連絡先、サイトのQRコードなどが貼ってあるので、今自分がどのメーカーのディスポーザーを使っているか、簡単に確認することができます。

しかし、パナソニックやLIXIL (INAX)など、2025年現在、ディスポーザーの製造を中止しているメーカーもあります。そうした場合は、後継機種をどのメーカーが製造しているかを確認すると良いでしょう。例えばパナソニックの場合、パナソニックのディスポーザー特許を公式に取得して製造されているニッコー株式会社の「CIALAC(シャラク)」がおすすめです。
創業116年のニッコー株式会社では、埼玉県の自社工場でディスポーザーを作成しており、ディスポーザーで粉砕した生ゴミを処理する「処理槽」の製造も行っています。ディスポーザーと排水処理槽の開発・製造・施工・メンテナンスまでをトータルでサポートできる国内でも数少ないメーカーです。

トラブル事例

実際に、消費者協会や自治体のサイトでは悪徳業者による被害が報告されています。交換を依頼する際には、事前に業者の名前を検索し、実績のある会社どうかを調べることが大切です。

  • 事例1:「来年から自治体の生ごみ回収が有料になる。生ごみを減らすためディスポーザーを使うと良い」とウソの説明をし、通常に比べ高額なディスポーザーを販売
  • 事例2:自治体が単体ディスポーザーを許可していないエリアにも関わらず、自治体の委託を名乗り設置勧誘をする

購入時の注意点と確認事項

disposers

ディスポーザーを購入する前に確認しておくべき注意点やポイントをご紹介します。

ディスポーザーのサイズを確認

ディスポーザーは、機種によってサイズもさまざま。特に、今まで使用していたディスポーザーよりも新たに選んだディスポーザーの方が大きい場合は注意が必要です。ご自宅のシンク下のスペースを確認し、新しいディスポーザーが収まるかどうかを事前に確認しておきましょう。

例えば、シンク下のスペースに充分な余裕があり、一度でたくさんの生ゴミを処理したいなら、粉砕室の広い大きめの機種を選ぶと良いでしょう。反対に、シンク下を広く使いたいなら、コンパクト設計が特徴のニッコー株式会社のディスポーザーCIALACがおすすめです。粉砕室容量は1.2L、本体サイズは、幅:188mm、奥行:239mm、高さ:235mmです。

保証とメンテナンスサポートを確認

メーカーや機器によっても異なりますが、保証期間内に故障が発生した場合、無料で修理を受けられます。保証期間は一般的に購入後1~2年程度とされています。ただし、保証の対象は標準的な使用状況での故障に限られるため、すべての故障が無料修理の対象になるわけではないので、注意が必要です。保証期間や無料修理規定は、ディスポーザー購入時に添付されている保証書に記載されているため、大切に保管しておきましょう。

また、メーカー直営のお客さまセンターや問い合わせフォーム、全国的な修理ネットワークがあるかどうかも確認しておくと安心です。

交換にかかる費用の相場を確認

ディスポーザーの交換費用は、10万円前後になるケースが多く、機種によっては20万円程度になることも。この交換費用には、「ディスポーザー本体の価格」だけでなく、「工事費」や「既存機器の処分費」もふくまれます。各メーカーに問い合わせをし、事前に見積もりを取って金額を確認してみてください。

【関連記事】ディスポーザーとは? 導入のメリット・デメリットや設置にかかる費用の相場を解説

まずは、メーカーへの相談からはじめよう

ディスポーザー

ディスポーザーを選ぶ際は、ディスポーザーのタイプと特徴による違いを理解し、ご自分のキッチンでの過ごし方や住宅事情などに合った機種を選ぶことが大切です。
また、ディスポーザーのことを最も理解しているのは、そのディスポーザーを作ったメーカーではないでしょうか。問い合わせ先を迷う場合、まずはメーカーへのご相談をおすすめします。

ニッコー株式会社では、日本下水道協会から規格適合評価及び、製品認証を受けた日本製のディスポーザー「CIALAC(シャラク)」を製造しています。東京圏のディスポーザー付き新築マンションの4割程度でご採用いただいています。※2024年3月末時点で採用率38.7%(2023年度中に東京圏の新築マンション向けに出荷されたディスポーザーに占めるCIALACの割合)オートクリーニング機能付きのため、お手入れも短時間で済ませることができます。交換を検討されている方はぜひお気軽にお問い合せください。

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【参照サイト】札幌消費者協会:将来、生ごみの回収が有料と(ウソ)ディスポーザーを契約
【参照サイト】苫小牧市:市の工事や市の名前を名乗る清掃等の悪質な営業行為にご注意を!

CIALAC /ディスポーザー by NIKKO

1908 年創業のニッコー株式会社は、陶磁器事業で培った美意識と品質へのこだわりを受け継ぎながら、様々な事業を展開してきました。水処理技術を磨き続けて 50 年。1998 年の販売開始後、多くのマンションなどの集合住宅にディスポーザー排水処理システムを納入。全国に 100 万台以上設置されているニッコーの浄化槽は、今も人と自然が共存する社会を支えています。ディスポーザーと排水処理槽の開発・製造・施工・メンテナンスまでをトータルでサポートいたします。

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